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2025.05.30
流れ星を見るには
星空観察中に見れると嬉しい流れ星。
いつどこに流れるかはわかりません。
流れ星に出会うチャンスを増やすために準備しておきましょう。
【注意】 私有地や畑、柵の中には絶対に入らないでください。
道路、駐車場に座ったり寝転んだりすることは大変危険です。
流星を見たときには喜びの声を上げたくなりますが、近隣の家では寝ている人がいます。声は控えめにしましょう。
【いつ見られる?】
流星は一年中おきる現象ですが、必ず見られるという保証はありません。
見られる確率が上がるのは「流星群の日」です。
流星群の極大日は天文台や天気サイトの情報でチェックしましょう。
【見られる時間】
日没から1時間以上たって暗くなる頃から
夏は20時頃まで明るく、冬は18時頃には真っ暗と一年で変わります。
流星群は、それぞれピークがあり時間がピークからずれると見られない場合もあります。
事前の下調べがだいじです。
【どの方向を見ればいい?】
流星は空のどこに現れるかわかりません。空全体、晴れている方向などを見渡します。
街明かりと同じく、月明かりも空の光を見えなくします。
新月の前後5日間ずつ、10日間くらいが暗く見やすいです。
カレンダーに月齢のマークがあるものを持っておくと便利です。
【天候】
雲がない夜空が良いですが、曇りの夜でも晴れ間からふいに流れる光を見られることがあります。
天気予報で調べても変わることがあり、どれくらい雲が出るかどうかは当日にならないとわかりません。
自然の天候の変化は確実な予測もできず、急に変わることもあります。
【暗い場所がおすすめ】
目を暗闇に慣らすと暗い星も見え流星も見やすくなります。
車のライトを消す、スマホの画面を見ないこと。
星野村で流星観察にオススメの場所は「星の文化館星見展望台(有料エリア)」、「平和の広場(公共の公園)」です。
【どれくらい観察したら見られる?】
目が暗闇に慣れるまで15分から20分かかります(暗順応)15分以上は観察しましょう。
一か所をじっと見るのではなく、広い範囲をゆったりと見渡します。
【そもそも流れ星って何?】
流れ星(流星)は「星」ではありません。
実は宇宙で輝く星座の星(恒星)と、流れ星(流星)は大きさも種類も距離も違います。
流星は宇宙空間に漂う数ミリ~数センチくらいの「ちり」のようなものが、地球の大気に飛び込んできた時に
光って見える現象のことです。地表からの高さは80~120kmくらい。
それに対して星座の星は数光年、数百光年、数千光年と離れた宇宙にある巨大な天体です。
ですから、流星がたくさん流れても星座の星々が無くなってしまう心配はありません。
【ふつうの流星と流星群は違うもの?】
違います。ある決まった時期に決まった方角からまとまって飛んでくるのが「流星群」、
そのほかを「散在流星」と呼びます。
流星が飛び出すように流れる中心点がある方向の星座の名前をとって「〇〇流星群」と呼ばれます。
流星群は、主なものだけでも10以上あり、同じ名前の流星群は一年のうちだいたい同じ時期に活動しています。
それぞれの流星群には星座の名前がついています。
主な星座の名前と季節を覚えておくと探しやすいです。
【上級編】
流星の中にとても明るい光を発するものがあります。それは「火球」(かきゅう)かもしれません。火球とは流星の中でもマイナス4等程度より明るいものを呼ぶことが多いようです。
たまに流星の燃え残りが落ちてくることがあります。地上まで落ちてきたものを「隕石」と呼びます。
隕石は地球に1年間で何千個も落ちてきますが、そのうち見つかるのは10個程度です。
隕石が落ちる前には火球となって目撃されることがあります。火球を見たら時間と場所、流れた方向、色などを記録しておきましょう。同じ火球を見ていた人の目撃情報から落下した隕石を発見した例もあります。
【代表的な流星群】と季節
しぶんぎ座流星群 新年の頃
4月こと座流星群 春、4月頃
みずがめ座η(エータ)流星群 5月の連休の頃
みずがめ座δ(デルタ)南流星群 7月中旬から8月中旬頃
ペルセウス座流星群 夏、お盆の頃
10月りゅう座流星群 10月初め頃
おうし座南流星群 秋、10月~11月頃
オリオン座流星群 10月中旬から下旬頃
おうし座北流星群 秋、11月~12月頃
しし座流星群 11月頃
ふたご座流星群 冬、12月頃
そのほか
星の文化館のホームページ、SNSでは開館情報のほか天文イベントのお知らせもしています。
【天気予報、雲予報を調べておけば安心】
一般的な天気予報に加えて雲の予報サイトも調べると成功確率が上がります。
・GPV気象予報
・SCW気象予報
・気象庁 気象衛星ひまわり画像
・JAXA ひまわりモニタ
【空を見る時の参考】
・星座アプリ 星座表、Star Walk 2、iステラ など
・月齢アプリ MoonBook など
【安全に観察するために】
事故防止のため道路や駐車場、民家の庭などに寝転ぶことは絶対におやめください。
公園などで観察するときはイスやシートを使用してください。特に山には毒虫、ヘビなどがいます。
冬場は防寒準備をしっかりしてください。
車のライトは安全のために使用しますが他の人の観察を妨げないように必要な時以外は消しましょう。
特にお子様や星空観察初心者には無理をさせて星が嫌いにならないよう、今回見れなくても「また次に挑戦しよう」くらいの気持ちで観察してください。良い流星観察を!

