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2023.01.09
2023年2月のイベントと天文現象
金星と木星と月が宵の西の空で接近
2月23日の日没後に南西の低空で宵の明星・金星と木星と月が近づいて見えます。
これから見やすくなる金星と、もうじき見ごろが終わる木星の共演です。細い月も並びます。
日時/2023年2月23日(木)
18:00~19:00頃
場所/星見展望台(デッキ)
参加費/天文台入館料
さよなら木星観望会
木星は夕方早くに沈むようになり、星野村で観望は、まもなくできなくなります。
次回観望会で見られるようになるのは今年秋です。
日時:2023年2月中 18:30~19:00頃(遅い時間には見られません)
場所:星の文化館 天文観測室 通常の観望会の中でご案内します。
料金:入館料
※天候によって見られない場合があります。
2月27日~3月4日頃には木星と金星が宵の空で接近します。
2月23日には金星と木星に加えて月も並びます。
ズィーティーエフ彗星観望会
ズィーティーエフ彗星(ZTF彗星)(C/2022 E3)が地球に接近しています。
日時 2月1日~20日頃
場所 星の文化館 天文観測室
参加費 天文台入館料
通常の観望会での観察となります。天候により見られない場合があります。
ZTF彗星の動き
2月1日~2日 地球に最接近
2月6日 カペラに近づく
2月11日 火星に近づく
2月15日 アルデバランに近づく
2月2日頃に地球に最も近づき、ぎょしゃ座、おうし座と星座の中を移動していきます。恒星のように目立つ天体ではありませんが、緑色の光が5等台まで明るくなると予想されています。
この天体は2022年に発見され、太陽のそばを通った後はまた太陽系の外側へ去っていき二度と見られなくなります。
数日で変わって行く彗星の動きを観察するのも面白いでしょう。ただ、2月はじめの一週間くらいは明るい月があります。
惑星スタンプラリー
惑星スタンプを集めている方は注目。
1月後半から2月前半に水星が見やすくなります。
水星チャレンジデー
1月21日から2月13日までの土曜、日曜、月曜日
11:00~13:00頃
※水星が見られるのはお昼ごろです。
また、金星と太陽の離角も大きくなっていき、今後見やすくなっていきます。
木星は夜の早い時間に沈むのでもうじき見られなくなります。
天王星は2月の晴れた夜なら見られるかも。
火星は遠くなってきていますがまだまだ見られます。
水星チャレンジ
星の文化館の天体望遠鏡で水星を観察してスタンプを集めよう。
日 時 1月21日~2月13日頃の土曜、日曜、月曜日
11時から13時くらいまで
場 所 星の文化館 天文観測室
参加費 天文台入館料
※なるべく早い時間がおすすめ ※天候により見られないことがあります。
冬の一等星が見頃
寒い冬が星のいちばん輝く季節。
オリオン座を中心に、おうし座、ぎょしゃ座、ふたご座、こいぬ座、おおいぬ座と一等星を持つ星座が高く上ります。今年はオレンジ色の火星も加わってにぎやかです。
2月10日~25日頃が月の光が少ない時期になります。
オリオン座大星雲を見よう
2月中旬の月明かりのない夜は、オリオン座大星雲が見やすくなります。
オリオン座は冬の代表的な星座で、3つの星を4つの星が取り囲む形が探しやすく、
三つ星の下の小三つ星のあたりを望遠鏡で観察すると、宇宙のガスとその中で輝く星を見ることができます。
見やすい時期:2月12日頃~2月25日頃